古書ノーボのブログ

本や店の話。

トンカ書店さんの話 その5

前回で自分の個人的なトンカ書店さんの話はほとんど済んでいる。残るは実際貰ってきたものを写真で振り返ることぐらいである。最後にもう一度繰り返すと、ここではあくまで個人的なトンカ書店さんについての思い出を述べてきただけなので、事実関係は確かで…

トンカ書店さんの話 その4

初めてトンカ書店さんに入った時のことは一応覚えている。他の店と同じように入口の均一棚を見、店内に入って正面の棚から右手の方へ見進めていった。コミックのあたりが特に興味を引いたのも覚えている。ただ、その時買ったものを覚えていないということは…

トンカ書店さんの話 その3

みずのわ出版から出た出版物と言えば「 spin 」(スピン)が印象にあるけれども、それより少し小さな判型・作りは同じで2006年12月に出たのが「神戸の古本力」という本である。 神戸の古本力 作者: 林哲夫,高橋輝次,北村知之 出版社: みずのわ出版 発…

トンカ書店さんの話 その2

街を歩いていてふと古本屋を見つけて入る、というのは至って理想的な形だが、残念ながらそうしたことは減る傾向にあるのではないか。最近来店されたお客さんとトンカ書店さんの話になり、その方は道を歩いていて偶然あの二階の窓に飾られていた懐かしい絵本…

トンカ書店さんの話 その1

12月20日でトンカ書店さんが今の場所から移転されるので、個人的な思い出をその前に書いておきたい。ご本人に確認することはしないつもりなので、事実関係は保証しない。 まず学生の頃、中島らもの『西方冗土 カンサイ帝国の栄光と衰退』を読んでいたこ…

中之島まつり参加のお知らせ

5/3から5/5まで大阪中之島で開催される中之島まつりに参加します。1003さんからのご紹介で、矢野書房天満橋店さんの古本屋ブースに出店します。当店は台一台のスペースなので、文庫、小説、コミック、映画などジャンルを絞った品揃えになりそうです。。まつ…

続森茉莉の本

当店もようやく一周年を迎えました。これも当店を様々な形で応援してくださった方々のおかげです。ありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。森茉莉のいい本が店にない、という話を前に書いていたら、いい本を仕入れること…

目録できました

ひょうご大古本市の目録ができました。 当店はこんな感じになっています。 目録は参加店でご覧頂けます。数が多くはないので、差し上げられるかはそれぞれといったところです。どうぞお尋ねください。

臨時休業のお知らせ その2

続けて臨時休業のお知らせで申し訳ありませんが、今度の金曜3/16日、ひょうご大古本市関係の作業のため、12時半から17時ごろまで、営業を中断いたします。11時半から12時半、17時ごろから19時半までは通常通り営業いたしますので、その時間にご来店頂くよう…

臨時休業のお知らせ

3/30からのひょうご大古本市出店のため、前日3/29から最終日4/1までの四日間、臨時休業いたします。 申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

最近の仕入れから

最近仕入れた中でキラリと光る本を一冊。 造本もいいけれど、写真が素晴らしい。 新刊で河出文庫でも手に入ります。季節のうた (河出文庫)作者: 佐藤雅子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/05/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る

森茉莉の本三冊

当店には現在、森茉莉の単行本が三冊あるのですが、以下の理由でわりとお求めやすい価格になっています。 一冊目は『マドゥモァゼル・ルウルウ』で、三浦半島の小さな新刊書店の片隅の古本コーナーで売られていたという来歴で、いい本ですが、函がないのが決…

吸血鬼小説

いま店ではハロウィンという理由付けで「西洋の怪物」という特集をしています。そこで中心になっている、吸血鬼小説の古典を少し紹介します。 創元推理文庫でも対になっている二作品。ブラム・ストーカーの作品(1897)は今さら内容について言うことはないで…

立て看板

定休日の変更に伴って立て看板も修正しました。

定休日変更のお知らせ

諸事情により、定休日を日曜祝日から火曜日に変更いたします。10/15から日曜の営業を始め、10/17から火曜日が定休となります。火曜日に来て頂いていたお客様には申し訳ありませんが、平日来られなかったお客様にはご来店頂けるよう、よろしくお願いいたしま…

るきさん

文庫のるきさんが入荷。一昨年の17刷なので、単行本『るきさん』『おともだち』の案内のミニ月報が挟まっている。 これで久しぶりに高野文子の本が増えた。前に『ドミトリーともきんす』を店頭に出したら、次の日には売れてしまい、それ以来在庫は旧版小学…

羽良多平吉の装幀

一度見たら忘れない、宮沢賢治漫画館の装幀。 奥から一巻二巻三巻で、特徴的な一、二巻の装幀は三巻の発売以降は三巻と同じように変えられているようだ。五巻まで発売されている。

店の紹介、最初に目に入るように。

店に入ってすぐ前に置いている店の紹介です。 ___________________________古書ノーボのご案内ようこそいらっしゃいました。当店は古本屋です。古本屋にあまり来られない方へ当店の簡単な紹介をいたします。置いている本はすべて古本です。したがって在庫は…

正反対だが

偶然続けて手に取った2冊の本。 どちらも凄い本なのだが、向いている方向は正反対。それでも載っている本を読みたくなるのは同じようだ。

店の紹介、簡単に

神戸花隈公園近くの古本屋です。営業時間は11時半から19時半、火曜日が休業日です。元町駅からは6、7分、県庁前駅からは3、4分、花隈公園横の通りを上がってすぐ右手です。古書全般を取り扱いますが、店頭の本は現在四千冊ほど。日々増やしています。 概…

店の紹介、まずは店の様子

古書ノーボはこんな外観です。 時間は夕方です。中は現在、 こういった状況。

最初に

一番最初は店の紹介をするのが筋なのでしょうが、とりあえず方向性を伝える意味で、ひとつやってみます。 創元推理文庫のウェルズSF傑作集。真鍋博のイラスト特にこの部分が魅力。銀色をピカピカさせるとついいいものに感じてしまう。 真鍋博は星新一の本の…